木魚歳時記第3987話

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 「はい、たくさんに。なかでも生涯忘れられない。妄執になりそうなことを、御前でご披露申し上げたらさぞさっぱり罪も軽くなりそうに思いますので」
 と前置きして、
(佐藤春夫『極楽から来た』)661

       寒さうにただ寒さうに大根畑

「ボクの細道]好きな俳句(1734) 与謝蕪村さん。「百姓に花瓶売りけり今朝の冬」(蕪村) のどかです。
      
       この身は第一のものである
       いつも努力し学びなさい
       (自らを)利すれば人を教えることがで 
       倦むことがなければ智慧が生まれる(ブッダ)

  蟻と蝦蛄(しゃこ)の子3 蟻は余計な論議はせず、そのまま急いで自分の仲間に追いついた。仲間は、一列に並べた黒い真珠のように、同じ道をぞろぞろ歩いていた。
ところが、遠くにいなかった