木魚歳時記 第3910話

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 彼は清和源氏の祖といわれる六孫王(清和天皇の第六皇子貞純親王の王子)で源の姓を賜った基経の末孫という名門の出である。
 六孫王基経の長男満仲は摂津多田の庄に蟠踞(ばんきょ)して、ここに勢力を養い、清和源氏の一名を多田源氏といわれるまでの基礎を開いた人物であるが、その長子が、大江山の鬼退治で大衆にもしたしみの多い源氏の大将頼光である。
その頼光の玄孫で六孫王から八代目の嫡流が頼政である。
(佐藤春夫『極楽から来た』)592

          苔寺の苔に埋もれし苔の花

 「ボクの細道]好きな俳句(1659) 森 澄雄さん。「夢はじめ現はじめの鷹一つ」(澄雄) 新年の夢も現(うつつ)も始まりは鷹の飛翔から・・まことにおめでたい作品です。森 澄雄さんの俳句は素直ですから安らぎます。さて、ガラパゴス象亀(体重300キロ)は、ひっくり返ると自力では戻れません。結果的に死ぬそうです。ボクは、先日、診察が終わり 診察台(狭い)から起き上がろうとしましたが、出来ません。ウンウンいって、看護師さんに助けてもらいました・・もう歳です(汗)。

 兎(うさぎ)4 鼻と鼻を突き合わせ、一生懸命食いながら、頭振りふり、耳に駆け足をさあせる。とうとう葉が一枚だけになってしまうと、彼らはめいめいその一方の端を咥(くわ)えて、競争で食い始める。