木魚歳時記第4244話

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 第三日の六日は、地下(じげ)の人々も多少加わって、半ば儀式、半ば遊楽の、賜餐や管弦歌舞に暮れた。当日は人々が立ち替って「青海波」(せいかいは)を舞ったが、これまた維盛が最上位とあって、父重盛は場所柄も忘れてうれし涙を流していた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)901

       天空は赤子のものやさくらんぼ

 「ボクの細道]好きな俳句(1986) 池田澄子さん。「短日の燃やすものもうないかしら」(澄子) 「燃やすもの」とは? 男性は、ポイポイ捨てるのが大好きです。五年間使わないモノは捨てようか? 身勝手な屁理屈をこねて処分します。女性は、なんでも、一応、留保しておかれます。ところで粗大ゴミそのものが消滅すれば? S氏のブログ『木魚歳時記』はまずネットから消えます(と思います)。

  なむわ、わたしで、
  あみだは、をやで、
  これがをやこのなむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)