木魚歳時記第4570話

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 このころ法然の門に入って、後年はその高足として師匠の代作『登山状』の筆者であるが、この時はまだ二十五歳の弱年で五年前父に伴われて大原龍禅寺に師法然の談義を聴いたたと語り出した聖覚に院は語を挟み給う。
「それは世にいう大原問答の時のことだな。して、その時、誰が一ばん、源空の説に服したと見たか。そちは?」
(佐藤春夫『極楽から来た』)1211

        いましばしノーネクタイや秋の昼 

 「ボクの細道]好きな俳句(2309) 茨木和生さん。「木の化石木の葉の化石冬あたたか」(和生) 「化石」とは! 発想が凄い。さて、ボクが二足のワラジ(お寺と学校)を続けられたのも女房のお陰です。女房には、ボクに持ち合わせない<発想>が有り、ボクに無い<行動力>が有ります!

「嫌いだ」は悪口ではない
(ヘルマン・ヘッセ)