木魚歳時記第4569話

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 第二十六章 清水説法
(一)この日、六条院に、法皇のお相手を承っているのは聖覚(せいかく)といって信西の妻、紀の二位の子澄憲(ちょうけん)の子で、先年、太秦の牛祭りの日、下山したばかりの法然を父とともに西山のほとりに訪れた童子であるが、院の乳母と信西との孫であるため院の特別のおんおぼえを賜わり、院へも木戸御免で出入りしていた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1210

      この世でもあの世でもなく熱帯夜

 「ボクの細道]好きな俳句(2309) 茨木和生さん。「峰雲のかがやき盆は過ぎたれど」(和生) さて、女房は、お寺を護持する常夜灯のようなものです。ボクたちの結婚以来、母親(76歳)と父親(81歳)を看取り、西方浄土へとお送りしてくれました! それにしても残暑はいつまで続くのでしょうか?

こころに花を
ひとに愛を 
(石川 洋)