木魚歳時記第4525話  

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 前後には、車や騎馬の群れが人目が立たないように断続していた。宗盛は後白河院が夜中にいず方へか去り隠れさせ給うたのを、一門が前途不詳の兆しとわびしく覚えるのを色にも出さず、ひとり心に押し隠しつつ、一族があらかた立ち退いたという知らせを受けて後、六波羅の本居に火をかけて引き払った。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1167

        美しき蜜豆食つた夢を見る

 「ボクの細道]好きな俳句(2264)  川崎展宏さん。「冬瓜を提げて五条の橋の上」(展宏) 薙刀(なぎなた)を提(さ)げて五条の橋の上」なら、牛若と弁慶の話となるのですが。さて、ボクは夢を見ると、夢の中でしゃべるようです! くちゃくちゃ十分余りも「寝言」を云うそうです。また「発作」? 相棒には大変心配をかけています。嗚呼。

苦労をしたことがない人は
自分のことを先にしたがる
(石川 洋)