木魚歳時記第4526話  

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 都門を離れて見かえれば、白川東山のあたり、一族のたれかれの家屋敷とおぼしいかなたこなたに、もうもうと白い煙の立ち昇るのが見えた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1168

         汗だくの肌着ともかく洗濯機

 「ボクの細道]好きな俳句(2265)川崎展宏さん「自転車の少女把手より胡瓜立て」(展宏) 少女は、把手(はしゅ)つまりハンドルをにぎる手に、胡瓜(きうり)も握っていた。さて(子供のころ)娘が「洗濯機くさる~つ」と、ボクの着替えをトングでつまんで、洗濯機へ放り込んでいました。今なら、晒(さら)されているかも? 

八方ふさがりというが
天地はつきぬけている
(石川 洋)