木魚歳時記第4430話   

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 「敢ヘテ、由緒ヲ知ル人ナシ、疑フラクハ南都ヲ攻メラルベキカ。大衆ナホ蜂起、敢ヘテ和平ナシ云々ノ間、恐ラクハ不慮ノ怖レ有ルベキカ、又余党ナホヤマズ、彼ノ畏怖ヲ禦(ふせ)グタメカ」
 右大臣兼実はその日記にそう記入した。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1079

       ぎらぎらとした男らと鮟鱇鍋

 「ボクの細道]好きな俳句(2170) 桂 信子さん。「ふるさとはよし夕月と鮎の香と」(信子) ボクは京都で生まれ、育ちました。ある意味では「郷愁」に似た感触は違うかも? それはともかく、夕月を見ながらの鮎の「香り」で一献できれば幸せです  。

日常の勤行(おつとめ)4 四番目は「懺悔偈」(さんげげ)をお唱えします。わたしたちは、生まれてより、さまざまの過ちを犯してきました。今、そのことを「懴悔」(さんげ)いたしましょう。

   十念(念仏十遍)