木魚歳時記第4431話   

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 山門、寺門、それに奈良法師らの以仁王事件に対する影響の六波羅に波及するのをおそれて、一時、西海との連絡のよい地に疎開して場合によっては南都に対して攻勢に出るつもりだろうという風評などから清盛の意中を推量して、兼実の見たところはほぼ当たっていた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1080

      この世でもあの世でもなく春曙

 「ボクの細道]好きな俳句(2171) 桂 信子さん。「窓の雪女体にて湯をあふれしむ」(信子) これほど美しい、魅力的な場面はないと思います。外湯でしょう。こうした「場面」には遭遇してみたい。こうした妄想は、骨壺に収まるまで治らない(汗)。

日常の勤行(おつとめ)5 五番目は「開経偈」(かいきょうげ)です。経典を拝読するにあたり唱えるのがこの偈文(げもん)です。仏(ほとけ)の教えである「仏法」(ぶっぽう)にお出会いできた喜びを感謝する気持ちで心から唱えましょう。 誦経・読経