木魚歳時記第4389話 

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 頼政がこの征討軍の一部隊長として加えられているのは皮肉にも痛快なような事実であるが、清盛はこの事変の張本人が頼政であるとは、この時までついぞ知らなかったのである。頼政がどれほど慎重に事を謀っていたかがこれでわかる。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1039

      咳三つ何はともあれ葛根湯

 「ボクの細道]好きな俳句(2129) 波多野爽波さん。「下るにはまだ早ければ秋の山」(爽波) 秋の山はつるべ落とし、つまり、日の暮れが急にやってくる。さて、お料理のコツ(その3)。「家庭料理はハレ(晴れ)でなくケ(褻)のお料理、つまり<日常>のお料理が欠かせない。ご飯がうまく炊けて『みそ汁』を美味しく作れるようになるべし」→ 句作のコツ

  をやごころしるひとあらばみなほとけ
  ろくじのほかにこころなし
  ごんうれしやなむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)