木魚歳時記第4371話

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 平素相争う法師どもが一団となっての抗議を尻目に、ただ数日延期したばかりで、新院のご案内をして清盛が安芸に向かった留守に、平氏に対する満天下の反感を見落とさなかったのが、余人ならぬ頼政であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1021

     猪日はや風呂・飯・寝るの始まれり 
           猪日(ちょじつ)=1月3日

 「ボクの細道]好きな俳句(2111) 波多野爽波さん。「リボンの娘手つなぎくるや崩れ簗」(爽波) 「娘」(こ)と読 む? あるいは破調? さて、沿道に売る「哈密瓜」(はみうり)は、メロンの一種だそうです(写真)。気化熱を利用して冷えているから美味しい。また、ウイグル地域の夜のバザールはとりわけ魅力的でした!

  あさましの時のざんぎ(慚愧)をいただいて、
  もうすねんぶつあむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)