会合の山荘は主に相談なく勝手に使ったもので静賢法師は会合に顔出したこともなく、それと気づきながら絶対中立で、入魂(じっこん)な清盛にも一語も洩らさなかった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)988
行く年を裏で操る掛接屋 掛接屋(かけつぎや)
「ボクの細道]好きな俳句(2077) 永田耕衣さん。「木にも在る白桃を手に独り行く」(耕衣) みずみずしい作品です。読んでいて思います。自身の思いを、さりげなく作品にできる! ボクも、こんな俳句を詠んでみたい。しかし、とても無理なようです、凡人です(汗)。
よろこびは、
わがな(名)きかせるなむあみだぶつ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)