木魚歳時記第4336話

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  一味は山城守基兼、検非違使惟宗信房(これむねのぶふさ)、同じく平佐行(たいらのすけゆき)、同じく平康頼、ほかに法勝寺執行俊寛、基仲法師、それに裏切り武者の多田蔵人行綱である。
(佐藤春夫『極楽から来た』)987

     かすかなる月の明かりと寝てしまふ

 「ボクの細道]好きな俳句(2076) 永田耕衣さん。「少年や六十年後の春の如し」(耕衣) さきのことはわかりません。しかし、確実なことは、毎年、誰も公平に歳(よわい)を重ねることです。ボクは、今、今日一日のことだけを考えることにしています。今日を「ありがまま」に生きることを考えるのです。

 なむあみだぶわ、みだのごくらく、
 わしにきて、なむあみだぶつ。
 『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)