木魚歳時記第4284話

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 この狂態にならって我も我もと耳や鼻の餞別を出す。女たちは悲鳴を上げ、すそを乱して次々に血の漂う座敷から狂風の戸外へ逃げ出す。
(佐藤春夫『極楽から来た』)939

       台風の北西へ逸れ太平洋

 「ボクの細道]好きな俳句(2024) 池田澄子さん。「胃は此処に月は東京タワーの横」(澄子) びっくりです。作者の「胃」のことでしょう。誰にでも起こりうることですが・・すぐ作品とするのが凄い。さて、ボクは、リハビリに通っています。ボクは、お蔭さまで、痛い病気も免れていますが・・身体に痛い処も少ない! 「業」(ごう)が深いのにどうして? 仏さまのご加護です。

  ろこびわ、ふしぎなもの、
  わしとあみだと、なむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)