木魚歳時記第4277話

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 悲しみは女々しく口に出さずにあきらめもするが、非情はやる方もない。
「武者が敵に矢を射かけるのは当然のこと、射かけて当たるは手柄でこそあれ何の罰に相当する事か。
(佐藤春夫『極楽から来た』)934

       周山の鮎の塩焼きいただきます

 「ボクの細道]好きな俳句(2017) 池田澄子さん。「生きるの大好き冬のはじめが春に似て」(澄子) 「生きるの大好き」。「澄子さんの俳句も大好き」。ところで、ボクは、四季のうちで「夏」が好きです。手許の『俳句歳時記』(四季分冊)を見れば判然とします。夏、冬、春、秋の順に手垢にまみれています(汗)。

  なむあみだぶつ、なむあみだぶつ、
  なむあみだぶはわ、ぶつをたのしむ、
  なむあみ{み}だぶと。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)