木魚歳時記第4292話

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  しかし真因は、前回で記したとおり、わが家の座敷で行われた奇怪な酒盛りの跡を湮滅(いんめつ)するために、わが家一軒を焼いてかかり合いを免れようとした宿の主人の非常手段が、神火ならぬこんな業火になってしまったのである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)946

       堰堤に鹿が寝そべる秋の川

 「ボクの細道]好きな俳句(2032) 池田澄子さん。「初明り地球に人も寝て起きて」(澄子) こうなれば、何でも俳句にしてしまう! その豪快さに魅せられます。さて、京都の祇園大社が国宝に指定されました。祇園さんの由来を知れば、今、人類の幸せと世界の平和のために、われわれの目指べきことがわかります。

  しんじんは、ひぐらしのつぎ、
  なむあみだぶつ、なむあみだぷつ、あみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)