木魚歳時記第4109話

f:id:mokugyo-sin:20200202063915j:plain

 法然はまず『往生要集』から「それ往生極楽ノ教行(きょうぎょう)ハ濁世末代(じゃくせまつだい)ノ目足(もくそく)ナリ、道俗(どうぞく)貴賤(きせん)ノ帰セザランモノ・・・・」
 の一節を読み、つづいて所見を述べると、
(佐藤春夫『極楽から来た』)775

       お父さんあそこあそこよ冬の虹

 「ボクの細道]好きな俳句(1856) 今井千鶴子さん。「美しき氷菓を崩すこと惜しく」(千鶴子) ボクも、かき氷の天辺からスプーン入れるのが惜しくて、恐る恐る裾野からサジを入れた記憶があります。さて、ボクたち夫婦は、妻、つまり、お母さんの方が考えることが「やわらかい」。また、目に入れることの「視野が広い」。そして、ボク、お父さんの方は、考えることが固くて視野が狭い! ですから、遠くにある虹など目に入りません(汗)。

  ずるずると、よるひるなしに、
  ちかくなる。
  ごをんうれしや、なむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)