石清水の椿坊を出て、涼しい朝風に吹かれながら、梢に消え星かげを見入って昨夜の有様に苦笑を浮かべていた隆信は、どうもあの猪首のうしろ姿や踏みとどろかして帰った足音など頼政らしかったと考え、
「小侍従もいいが」と心中にささやいた。「頼政との共有は興ざめだ。あれが忠度ならよかったのになあ」
(佐藤春夫『極楽から来た』)658
道肩に力いっぱい雪下ろし
「ボクの細道]好きな俳句(1731) 与謝蕪村さん。「易水に根深流るる寒さ哉」(蕪村) うっ、寒い。
心(の働き)が休み
言葉も行動も休み
正しい解脱に従って
静かに涅槃に帰着する(ブッダ)
蟻(あり)1 一匹一匹が、3という数字に似ている。
それも、いること、いること!
どれくらいかというと、3333333333・・・
ああ、きりがない。