木魚歳時記 第3957話

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 わが袖は汐干にみえぬ沖の石の人こそ知らねかわく間もなし
の一首を百人一首に中にとどめて、当時の「沖の石」の讃岐とうたわれた閨秀歌人で、小侍従と同じく二条院の女房であったから、これを通じて小侍従と相知る機会も十分にあるからである。しかし、この方は可能性はあっても、確証はないから、やはり仁安元年ごろにはじまるものとしよう。小侍従にとってはめずらしく年長の情人であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)632

      月光のなかに巨きなトロンボン

「ボクの細道]好きな俳句(1705) 松尾芭蕉さん。「蛤のふたみにわかれ行秋ぞ」(芭蕉) 超有名な作品です。
      
      何を喜び 何を笑うのか
      煩悩はいつも 燃えている
      世俗は暗黒に 覆われている
      灯りを求めるのが一番である(ブッダ) 

 蟇(がま)7 「なあおい、蟇(がま)君・・こんなことを言って、君に悲しい思いをさせたくないんだが、しかし、どう見ても、君は不細工だね」