自ら燃えよ (石川 洋)
「なんでも変わらないものはないものだ。旧(ふる)いものは倒れて新しいものが起きるのだ。今威張(いば)っているものがなんだ。すぐにそれは墓場の中に葬られてしまうものじゃないか。」(大杉栄)
シッダルタ王子は、東の城門で老人と、南の城門で病人と、西の城門で死人と、北の城門のところで出家者(しゅっけしゃ)とお出会になられました。そして深く感じるところがあって出家(しゅっけ)を決意されたと伝えられています。シッダルタ王子とは、後のお釈迦(しゃか)さまのことであります。シッダルタ王子は「すべては移り変わる」。この真理について悟られ、そして釈迦(しゃか)となられたのであります。