独り生れ 独り死に 独り去り 独り来る
『無量壽経』(むりょうじゅきょう)にあることばです。
すこし冷めた見方と受けとめられるかもしれませんが?他のだれもが相手にしてくれなくても、両親や<つれあい>や、子や孫といった身内だけは頼りになる。願望的にはそう思いたいのですが・・はたしてそうでしょうか?ましてや、財産、地位、名誉といったものが最終的に頼りとならないのは確かです。
では、どのようにして生きればいいのか? 仏教では「自灯明」(じとうみょう)と教えられています。「仏(ほとけ)の教えを灯火として照らしながら、自らをよりどころとして進みなさい。他をよりどころとしてはならない」。と教えられています。