むらさきに 隈取りはじむ 雪解山
ぼくの、ぼくによる、ぼくのための自分史、つまり、この『最遊戯』も第8話がおわりとなります。このシリ-ズでは「苦」「我欲」「無我」「縁起」「空」…など仏教の根本教義について考えてきました。
むつかしいでしたが、世の中「わたしだけ」ではない。つまり、世の中「かかわりあっている」。それから、世の中「常に変化している」。などなどの真理が身近になったような気がします。
さて『最遊戯』(巻Ⅱ)では、お釈迦さまの教え「仏教」を、ぼく自身のリズム(理性)で読んできました。そこで『最遊戯』(巻Ⅲ)・第9話より、お釈迦さまの教え「仏教」を、ぼく自身のリズム(感性)で読んでいくことにします。といっても、ぼく自身の「ロマン」と、「いちびり」と、「スケベさ」は相変わらず…となると思います。引き続きのご愛読をおねがいします。