木魚歳時記

画像・文章の転載はご遠慮下さい

木魚歳時記 第3825話

f:id:mokugyo-sin:20190617065823j:plain

 おん似顔絵は奉ったが、おん裸形の神々しさは、写し奉らぬ走り描きを差し上げしぶるというのも、実は手もとに頂いて置きたいわが心を見抜かれたか、宮はわが形見にもせよと賜って、
「たれびとにも見せるなや」
 と仰せられた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)512

       天球のどこもかしこも薄暑かな

 「ボクの細道]好きな俳句(1575)  佐藤鬼房さん。「縄とびの寒暮いたみし馬車通る」(鬼房) 「いたみし」をどのように読み取るか? ボクは「せつなく思う」と読みました。寒い日暮れの街道で縄とび(独り遊び)にふける少女のそばを馬車が通り抜けてゆく。寒の暮れの「せつなさ」が倍増されてゆきます・・さて、天台宗(叡山)を開かれた伝教大師(最澄)が亡くなられて、令和3年で1200年の大遠忌(だいおんき)を迎えます。ボクは、不思議なご縁に恵まれ、その叡山の麓で暮らすことになりました。

 猫(ねこ)1  私のは鼠(ねずみ)は食わない。そんなことをするのがいやなのだ。つかまえても、それを玩具(おもちゃ)にするだけだ。