前扁(23) 一枚起請文(いちまいきしょうもん)
浄土宗の念仏は、
称えれば極楽往生疑いなしと信じ、
愚痴に還ってひたすら
南無阿弥陀仏と称えることである。(青色 法然上人のお言葉)
『もろこし我が朝(ちょう)にもろの智者たちの沙汰(さた)し申さるる観念の念にもあらず。また学問をして、念の心をさとりて申す念仏にもあらず。
ただ、往生極楽のためには、南無阿弥陀仏と申して、疑いなく往生するぞと思い取り取りて申す外には別の仔細((しさい)候(そうらは)ず。智者のふるまひをせずして、ただ一向に念仏すべし。』 (一枚起請文抄)
鷹鳩と化すや「一枚起請文」