木魚歳時記第4930話 

 前扁(11)深心(じんしん)

  深心とは「いかなる 自分んであろうとも、
  念仏すれば阿弥陀仏の本願の力で
  往生できる」という確信である。

 心に往生したいと願って、口に「南無阿弥陀仏」と称えて、声にあわせて必ず往生できる」という思いを抱きなさい。往生は不確かだと思えば、そのまま不確かです。確かだと思えば確実なものとなるのです。深く信じるという心は、「南無阿弥陀仏」を称えれば、阿弥陀仏の誓いにより(どのような罪の身でも)お救いくださるのだと疑う心のないことを深く信じることです。
勅伝第22巻 (青色 法然上人のお言葉)

          西方に極楽とあり年の暮