木魚歳時記第4859話

 五十八歳のころの兼実の上人に対する帰依は、異常ななほどに達していて、上人が兼実を訪ねて退出を見送った兼実は、頭に後光(ごこう)を現じ、蓮華を踏みながら庭の橋を渡られた奇瑞(きずい)をまのあたりに見たとも伝えられているほどである。(佐藤春夫『極楽から来た』)

        まくなぎに一匹分の重さかな

 「まくなぎ」は夏季となります。「ヌヌカ」と呼ばれる体長3~4ミリの小さな虫です。さて、テレビを見て思いました。言い分はあるとしても! 民間人(含む子ども)の住む大型住居へのミサイル攻撃があるとするならば・・これは、もうぼくの許容できる範囲を超えています(汗)。