木魚歳時記第4734話

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 法然は自分が御病状を承ったうえは、こう引き籠って申す念仏の一念をもあなたの御往生のために回向し参らせようと念じて差し上げます。法然のこの心ざしが誠心誠意である限り、どうして御往生のたすけにならないわけがありましょうか。たのもしくお思い下さい。夢まもろしのこの世で、今一たびの見参などとの思いは、一筋に思し捨て、極楽にてわたくしを待ち取ろうと思し召せよと書きすすめているのである。(佐藤春夫『極楽から来た』)1371

           湯豆腐や百年分のありがたう

 結婚したのは、ぼくが27歳、相棒が23歳の時でした。以来、ぼくは、常に「二足のワラジ」の毎日でした。。相棒はお寺を守り、檀家さまのお相手に努め、両親の世話から子育て、などなど「常夜灯」のように灯り続けてくれました。いいつくせないほどの感謝をしています。ありがとう。