(二)頼朝の義経に対する処置は、その当時から今日にまで多くの人々にとって頼朝という人物に対する嫌悪の情を催させる有力な材料になっている。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1311
悪漢につきまとひたる雪婆 雪婆(ゆきばんば)= 綿虫
「ボクの細道]好きな俳句(2411) 矢島渚男さん。「残雪や黒き仔牛に黒き母」(渚男) 「犬でしょうか?」いや、犬と違います。尻尾の振り方でわかります。さて、「つきまとふ」のは雪婆でしょうか? 違います。悪漢の方です。ボクは退院してから、相棒に<つきまとい>困らせています(汗)。
急がなくてもよいことを、
あなたは
急いでいる。
(『大集経』)