木魚歳時記第4661話

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 このようにしてできた全く無署名の署の教学上の最も重要な点は、改めて説くまでもなく弥陀の本願たる念仏を選択したところにあるが、また所依の経論を確定した点も見逃してはなるまい。「三部経」に『往生論』一部を加えたことをいうのであるが、法然があれほど重要視した『観経疏』を取らずにこの一論を加えたのは何か特別の用意があったに相違ない。(佐藤春夫『極楽から来た』)1300 

          歌かるた赤い髪した女の子

 「ボクの細道]好きな俳句(2398) 野見山朱鳥さん。「秋風よ菓子をくれたる飛騨の子よ」野見山朱鳥さん。たまたま「飛騨」の旅先での作品でしょうか? さて、鎌田政利さんの俳句「木魚ポクポクと危なく雛の昼」(故人)をなぜか思い出しました。生前中に、ボクに頂戴した俳句のことです。座右の銘として大切にしています。

自ら燃えよ  
(石川 洋)