木魚歳時記第4563話

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 かくて文治(ぶんじ)二年も、春過ぎ夏来たりて北祭(鞍馬の?)も過ぎたころ、御白河院は徳大寺、花山院、土御門通親以下公卿上人に北面武者ら少々を供奉に、大原西山のふもと寂光院に門跡を訪ね慰め参らせ補信西の女(むすめ)安波の内侍、邦綱の養子惟実の女助(すけ)の局(つぼね)が門院に侍していたのは史実であろうが、院と門院との対話は虚構による後の火補作であろう。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1204

        身に入むや炎青めく不動尊  炎(ほむら)

 「ボクの細道]好きな俳句(2303) 安住 敦さん。「恋猫の身も世もあらず啼きにけり」(敦) 猫の恋については、俳句に興味のある者なら、)幾度かトライするテーマです。そして駄句を呈することになります(笑)。「恋猫の二つの耳と二つの眼」(木魚)。

よく泣き よく笑い 
両手いっぱいに ありがとう 
(石川 洋)