木魚歳時記第4144話

f:id:mokugyo-sin:20190903094258j:plain

 念仏を申すには時も処も選ばない。別に形式はない。申したいと思うときに申せばよいと知って今は、道場の結界(けっかい)のなかで立ってみたり坐ってみたり、行ったり来たりする世話もない、
(佐藤春夫『極楽から来た』)808

       恋猫の二つの耳と二つの目   京鹿子(2)

 「ボクの細道]好きな俳句(1890) 野見山朱鳥さん。「交響楽運命の黴拭きにけり」(朱鳥) アナログ版の演奏を聴くには、それなりの手間がいります! さて、恋猫は、五感、とりわけ「目と耳」が研ぎ澄まされる? さて、ボクは25歳で、知恩院さんへお手伝い(バイト)に上がりました。そして職場で相棒と出会い、朝・昼・晩と、彼女を狙う「恋猫」(3年余り)となりました(笑)。そして、相棒「お持ち帰り」の目途がつくと、知恩院さんを「お・さ・ら・ば」しました。怪しからぬ小僧でありました(汗)。

  だいひのをやわ、ふしぎのをやよ、
  さいちのこころをうけとりて、
  いまわ、くわんぎの、はなをさかせて。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)