法然はこの第二の時代には、ただ念仏のみを説いて、戒は求めるものもののみに念戒一如の形で説いた。覚一本のこの段は、法然のこの第二の時代の形を伝えている。おくれて出た伝記の十巻本になると、同じ重衡
との場合でありながら、念戒一如の形だけに書きなおしてある。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1194
壁芯に悪魔居坐る残暑かな
「ボクの細道]好きな俳句(2293) 安住 敦さん。「届きたる歳暮の鮭を子にもたす」(敦) さて、ボクも、父親に命じられて、法事の準備を手伝いました。日曜日の早朝からです(汗)。仲間から遊びに誘ってもらいながら、一緒に遊べなかった悔しさが記憶の中に残っています。
クヨクヨは欲の廻り道
グズグズは自分の出しおしみ
(石川 洋)