近江、奈良路の敵が、追わないともかぎらない。安元太郎と呼ばれる京の大火が流人宿の火が飛んで大極殿まで焼き尽くしたように、足もの明りを求めて放った兵の火が、大極殿、興福寺の炎上に及んだので、すべては明らかに人意を超えて全くの劫火(こうか)と…
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