木魚歳時記第4484話

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  というのは、折から院では平氏が安徳天皇を擁して西海に落ちている間に、院として別に天皇を立てるつもりで高倉天皇の四の宮を内定しながら、神器が平家の手にあるためそれの奉還を平氏と交渉して手間取っている間に、義仲は陣中にお迎え申していた以仁王の御子の御即位を極力主張した。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1132

       夏めくや魚がときどき眠ったり 魚(うお)

 「ボクの細道]好きな俳句(2223) 飴山 實さん。「貨車の扉の隙に飯喰う梅雨の顔」(實) 待避線の貨車の作業風景。梅雨ですから、貨車の中で昼食をとる作業夫の顔もそれなりに・・貨車の扉越しに見えた風景です。 

人はなぜ心に恐れを抱くのか。
それは、自分の魂の力を、
真理の力を信じていないからだ。
しかし、信じる心は理性の力で得られるものではない。
それは、自分自身のためではなく
他人のために働き続けることで、
ゆっくりと自分のものになる
(マハトマ・ガンディー)