木魚歳時記第4485話

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 義仲としては以仁王の令旨で起こって平氏は追撃されたのであり、また以仁王は国事に殉じて薨(こう)ぜられた酬いをその遺弧が受けるこそ当然だいう理屈で、また表にこそ出さね、その心中では幼少で父君を失われた御子の御境涯にわが身の上を感じて共鳴深く、この君を世に出したいのである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1133

      すかんぽのやうな目をした爺さんが

 「ボクの細道]好きな俳句(2224) 飴山 実さん。「汽車の胴霧抜けくれば滴りぬ」(実) ローカル線でありましょう。山の茂みを縫うように列車は走ります。列車が、茂みを出るときの滴りがザアザア垂る様子がわかります。

前進するなら、歴史を繰り返すのではな
く新しい歴史をつくろう。
私たちの祖先が残した遺産に、
新たな良きものを加えよう
(マハトマ・ガンディー)