それにしても埋れ木というのは林間で諸木の影になって人目につかず埋もれた木という意味である。実のなる果は、果実の意と一身の結末と両様を意味するのは説くまでもないことであろう。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1069
あ。どこまでも半分青い竜の玉
「ボクの細道]好きな俳句(2160) 波多野爽波さん。「妻ときて風の螢の迅きばかり」(爽波) 「迅き」(はやき)とは、風に流されて蛍が速く飛んでいる。なにかただならぬ気配が・・ふつうならゆっくりと漂ふはずの蛍ですから。
ありがたい ありがたいと おもわなあかん
とおもうているうちは まだあかん
あたまの中から ありがたいが 消えたら
ほんまに ありがたいこっちゃ (大川フサ子)