衆徒のなかから甲冑(かっちゅう)をつけた悪僧が数人進み出で、八条院使者を取り押え、
「これをみやげにせよ」
と彼らの髻(もとどり)を切って投げ与え、嘲(あざけり)り罵(ののし)りながら山門から突き出した。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1037
薄氷の小竹藪町三番地
「ボクの細道]好きな俳句(2127) 波多野爽波さん。「蓑虫にうすうす目鼻ありにけり」(爽波) 目鼻、と言われると? 蓑虫(みのむし)の「目鼻」については、関心がありませんでした。さて、お料理のコツと句作のコツには共通点があるようです。お料理のコツ(その1)。「人は感覚を研ぎ澄まし、素材のおいしさを探す」→ 句作のコツ
こころのよろこびあなたので、
こころいたれて、
なむあみだぶつ、なむあみだぶつ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)