木魚歳時記第4348話

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 そこで長者の所領が基房の手に渡ろうとするのを清盛小衛は抑えて、これを基実の後家(即ち自分の女・白河殿)と基房とに分け与えた。この事から基房と白河殿との関係が険悪となっていたので、法皇はこれを調停し給おうと、白河殿を基房に再婚させようと取り計らわれたが白河殿が不承知であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)998

     木枯らしや店に名代の五右衛門風呂

 「ボクの細道]好きな俳句(2088) 波多野爽波さん。「春宵や食事のあとの消化剤」(爽波) 飲みすぎです。ボクも、若いころ、まず、お酒で「おかず」を平らげ、ごはんの時、たいてい「おかず」をお代わりしました。今は違います、お酒は欲しくない。ご飯も少なめ・・代わりにプリンなどデザートが欲しい。嗚呼。

  ほとけのをん(恩)を、むねにゑて、
  ふしぎをみせるなむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)