木々はみな青々の見渡され、山に畳まれた岩石を切り、水際に白く高く積み上げられている。白い波が時々打ちかかる。はなはだ愛(め)でたく、思ったよりもおもしろく見える。
(佐藤春夫『極楽から来た』)859
花いちご今日一日をありがたう
「ボクの細道]好きな俳句(1946) 岩淵喜代子さん。「水中に足ぶらさげて通し鴨」(喜代子) 鴨の水かきを描いて「足ぶらさげて」とは! なるほどといえばなるほど・・さて、ボクは心配性なので困ります。相棒に、いつも「くよくよしなさんな!」と叱られます。心配しても、なるようにしかならないということです。(笑)。
うれしや、うれしや、
わしがなんぎを、あなたにかけて、
わしゃらくらく、なむあみだぶつ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)