木魚歳時記第4178話

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 と上皇はご体験をお語り遊ばされた。
「それに今は里内裏(さとだいり)にいるからこっそり式を挙げるにも都合がよい。日取りなどはまた改めて使者を出そう。今日はそなたに会い内意を聞いて置くだけだ」
(佐藤春夫『極楽か ら来た』)837 

      アマリリス花の番地を教えたり

 「ボクの細道]好きな俳句(1924) 山田弘子さん。「淋しくて燃ゆるサルビアかも知れず」(弘子) サルビアの花は秋季となります。さて、ボクは、花の名前を知りません。ですから、サルビアも、アマリリスもネットを見て確認します。これが面倒です(汗)。「花の番地」とは、つまり、花の「科」ということです。これは読者には難解(汗)。

  ぼんぷ(凡夫)が、ほ(法)を、よろこぶわ。
  なむあみだぶつを、よろこぶこと。
  なむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)