木魚歳時記第4133話

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 河原は広々としてはてしも知れず、木立ちは生い茂って木は無数にあった。わが身は天翔(あまか)って山の中腹に行き、はるかに西の峰を見渡した。
(佐藤春夫『極楽から来た』)798

       雪の道つるんつるんや天地無用 

 「ボクの細道]好きな俳句(1880) 永田耕衣さん。「ひといきに葱ひん剥いた白さかな」(耕衣) 或る時、沼田ネギをいただきました。外側をひん剥(む)くと、大部分の中味が真っ白であったことを覚えています。さて、ボクは雪道が苦手です。なぜか? それは、ボクが胴長で短足だからです(笑)ところが、2年前、雪道で転倒をしました(汗)。一瞬「もうあかん!」 と、思いました! 顔から落ちました! お陰さまで大過なくすみました。

  ありがたい。
  ごおんよろこぶこころもろをて、
  をやのこころを、ただもらい。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)