山門討伐の命を逃げた清盛は、及公(だいこう)が出ないで院はさぞ困るだろう。誰が何をするかと見ていると、派手な宣伝を始めたのを不思議と詮索するうち、意外な事が知れ、六月一日の未明僧信西を逮捕した。鹿谷(ししがたに)の陰謀の発覚である。(佐藤…
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