木魚歳時記第4112話

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 後刻、上皇は一同とともに、法然のために出家にふさわしい賜餐(しさん)があった。
 人々が雑談的に天下のことを語るのを法然は終始笑いをたたえて黙々と聞いていると、上皇は法然に向かって問いかけた。
「打ち物をもてあそぶ山法師どもは、どうにもならないものであろうか」
(佐藤春夫『極楽から来た』)777

       着ぶくれてちょこちょこ歩くお母さん 

 「ボクの細道]好きな俳句(1859) 石田郷子さん。「あたらしき鹿のあしあと花すみれ」(郷子) 近くの高野川の河川敷にも野生の鹿が棲んでいるようです。さて、週2回、お母さんは、近くの「カーブス」(体操教室)に通います。「余日は楽しく暮らす」。ボクたちはこれをモットーにしているからです。ところが、気が付いた(お母さんの)後ろ姿がとても小さく見えました。ボクがチビらせたかな! 

  わたしや、あなたに、をがまれて、
  たすこう(け)てくれと、をがまれて、
  ごをんうれしや、なむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)