「この座にいる人は何でもいいからみな歌を書きなさい」
と、まず自分の肩につぎのように書いた
かたがたに忘らるまじき今宵をば誰も心にとどめて思へ
(佐藤春夫『極楽から来た』)706
破蓮どこが始めで終りやら 破蓮(やぶれはす)
「ボクの細道]好きな俳句(1784) 有馬朗人さん。「春や春まづはぶつかけうどんかな」(朗人) 前に、梅田の地下街ではソバを食しました。こんどは「ぶつかけうどん」です。ボクは麺類は大好きですが、ぶっかけ素うどんの立ち食いが性に合っています。レストランでのフランス料理よりも・・それはともかく、このところ酒量がめっきりと落ちました。齢の加減でしょうか?
鶸(ひわ)の巣1 庭の桜の叉(また)になった枝の上に、鶸の巣があった。見るからに綺麗な、まん丸によくできた巣で、外側は一面の毛で固め、内側はまんべんなく生毛(うぶげ)で包んである。その中で、雛(ひな)が四羽、卵から孵(かえ)った。私は父にこう言った・・
「あれを捕って来て、自分で育てたいんだけれどなぁ」(ルナール『博物誌』より)