注記:バックナンバーの関係で『極楽から来た』の掲載を1回分「お休み」いたします。
我はこれ
烏帽子もきざる
男なり
(法然上人)
「烏帽子(えぼし)も着ざる男」とは。法然上人は、43歳のとき、叡山(天台)での、地位・名誉・名声など一切を捨て叡山を下られました。そして、お念仏による庶民の仏教(浄土宗)を開かれました。
相棒は京女なり葛の花
「ボクの細道]好きな俳句(1736) 与謝蕪村さん。「さみだれや大河を前に家二軒」(蕪村)大好きな作品です。
自ら利することができなければ
どうして他人を利することができよう
心が調御され身体も正しければ
どんな願いも到達できる(ブッダ)
蟻と蝦蛄(しゃこ)の子5 彼は立ち上がって、撃とうとした。ところが、右の腕が痺れ(しび)れて「羽根蟻が這(は)っているように」むずむずする。鉄砲を構えることができない。腕はまたぐったり垂れ、そして蝦蛄の子はその痺れがなおるまで待っていない。