木魚歳時記 第462話

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 ごんがごん爺の前にハーネスをくわえて来て「お散歩行こ」と催促をしました。孫より可愛い!とおじいさんはもうメロメロ。群れで行動したほうがごんが喜ぶと、ごん婆とごんママもお散歩に連れ出されました。そしたら木魚さんみたいなパグちゃんがきて、ごんのお尻を嗅ぎました。ンフッ・・・くすぐったい! ワンこが嗅ぐのはなぜ?(ごんママ)

 人間さまの診療科目も、耳鼻咽喉から始まり泌尿器・肛門で終わります、すなわち<いのち>は穴に始まり穴に終わるのです。ワン公がまず穴から情報収集するのは<穴賢い>生活の知恵なのです。さて、「三日月がひかれば女うそをつく」(片山桃史)という名句があります。恥ずかしながら・・・この木魚も「あなたやめて・・・」といわれ正直にやめたら「あんた馬鹿ね」と、睨まれた経験があります。遠き日のことです。

      ふりむけば山川畑秋の色