木魚歳時記第4935話

前扁(16)  他力念仏(たりきねんぶつ)

  他力念仏・自力念仏の分かれは
  回数のよらず、
  本願他力によるか
  頼らないかによる。

 千遍万遍を称(とな)え、百日千日、昼夜に励み努めても、ひたすら(阿弥陀仏の)願力を頼(たの)みとし、他力を尊ぶ人の念仏は、一声一声が、全部、他力の念仏であるとすべきです。ですからブロブで先に触れた、三心(さんじん)を起こした人の念仏は、他力を頼みとするわけですから、自力の念仏とはいえません。勅伝第25巻 (青色 法然上人のお言葉) 月曜up予定

      短日を三度寝したる安本丹  安本丹(あんぽんたん)