前扁(7)諸仏証誠(しょぶつしょうじょう)
六方 の諸仏が教えの正しさを証言しておられるから、
念仏して弥陀の本願、釈尊の付属、諸仏の守護を、
一身に受けよ。
衆生の往生は、弥勒菩薩(後のアミダ仏)の「四十八願」により導かれます。しかし、「四十八願」の願いが、衆生へと伝わるには問題があります。それは、「四十八願」が伝播(でんぱん)するのに幾世紀という時の流れを要することです。そこで、六字の名号、すなわち「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」に注目いたしましょう。「他の修行より勝っている」と、諸仏より知見されるところです。勅伝第25巻 (青色 法然上人のお言葉)
わき道へ曲りたくなる暮の秋