式子内親王を藤原定家が慕い参らせたか、そのおん墓には定家がかずらがまつわりからんでいるという伝説も世に知られているが、我々の法然上人に、この高貴な天才女流に宛てられたかつ推定される長文の書翰(しょかん)が残っていることを知る人は少ないであろう。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1355
頬白のきりきりきりと鳴くばかり 頬白(ほおじろ)
「ボクの細道]好きな俳句(2455) 矢島渚男さん。「島の子のみんな出てゐる夜店かな」(渚男) 寅さん映画を思い出しました。島中の子どもは夜店に来ている。中にはお手伝いのようです。さて、長男の小さい頃、次女に、氏神さまの縁日へつれてもらっていたようです。次女はそんな心根の優しい女性に育ちました。
をやのしんじつ、こがもらう。
ごをんうれしや、なむあみだぶつ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)