木魚歳時記第4501話

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 (四)平家はこのころ、源氏の内輪喧嘩の隙を利用してこっそりと再び福原に忍び寄り、生田の森を東門とし、一の谷を西門として行宮(あんぐう)を営む用意がある、機を見て都へも攻め上らんず勢いであったが、義仲はあっさりと戦死し、平氏追討の院宣は直ちに義仲攻撃の頼朝勢に下された。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1147

        春の川ひかり西方極楽へ      

 「ボクの細道]好きな俳句(2240) 飴山 實さん。「米提げて野分ただ中母小さし」(實) 野分(のわけ)中に佇むのは「お母さん}以外には似合いません。「 西方極楽」で、私たちの「往生」を待ち受けて下さるのも、アミダ仏さま以外にはありません。わたしたちは「極楽から来て極楽に帰る」のです。

心配することが多いのは
今をけんめいに生きていないからだ」
(石川 洋)